設立趣旨
ACCP日本部会(アメリカ胸部医学会日本部会)は、American College of Chest Physicians の日本での活動を担って、アジア諸国の要望によって京都大学長石忠三教授により1955年に設立された専門医の団体です。
アメリカ胸部疾患学会ACCPは、胸部疾患を対象とした臨床と研究を行っている、アメリカ、カナダのBoard(専門医試験)に合格した、呼吸器内科医、呼吸器外科医、循環器内科医、心臓血管外科医を中心とした集合体で、雑誌CHESTを機関誌とし国際胸部医学会として、全世界で活動を行っています。現在、日本人のFCCP(ACCP特別会員)の推薦は日本部会が行っており、日本部会の推薦を受けて本部で選考されています。
ACCP日本部会は、日本の指導的な胸部疾患専門医(呼吸器内科、呼吸器外科、循環器内科、心臓血管外科)が中心となり、内科、外科といった分野に囚われることなく胸部疾患を主とした、診断、治療法を探索する団体で、本部会が情報発信の基点となり、医療技術の発展に努めています。